ハロウィンの日はなぜ仮装をするの?
ニュース 2016年10月27日
こんにちは!!
もうすぐハロウィン!!ですが
なぜハロウィンの日は仮装をするのでしょうか。
ハロウィンで仮装をする理由。それは。。。
ハロウィンの日にやって来る悪霊や怖い魔女から身を守るため、
そして「トリック オア トリート」の掛け声でお菓子をもらうのも自分の身を守るためだそうです。
今から2,000年以上前、紀元前のお話です。西~中部ヨーロッパの古代ケルト人が信仰する宗教の『サウィン祭(収穫祭+悪霊を追い払う)』という儀式が始まりだとされています。
古代ケルト人の暦では、一年の始まりは11月1日(新年)。一年の終わりは10月31日(大晦日)でした。
新しい年は前日の日没から始まるとされており、サウィン祭は10月31日の夜から始まります。厳しい冬を無事に越せるように、秋の実りを感謝するお祭り(=収穫祭)であり、同時に、死者の魂が家族や親族を訪ねて来る日でもあったのです。
日本のお盆のようですが、大きく違うのは悪霊や怖い魔女なども一緒にやってきてしまうこと。悪霊たちは作物を荒らし家畜に害をなし、人間にとり憑いて死者の世界にさらっていく(魂を取られる)と信じられていました。
そこで人々は、悪霊や魔女に仲間だと思ってもらえるように、10月31日の夜は彼らの姿を真似ることにしました。
なるべく似た恰好をすることで仲間だと思わせ魂を取られないように、怖い格好をして悪霊や魔女を驚かせ、死者の世界に帰ってもらえるように。
自分や家族の身を守る事。これが10月31日の夜に仮装する由来とされています。
そして、悪霊や魔女が家の中に入ってこないように魔除けの火を焚き、作物を荒らされないように、家の外にワインや食べ物などのお供え物を置いて、それで満足して死者の世界に帰ってもらえるようにしました。
この魔除けの火は、現代では《ジャック・オー・ランタン》に姿を変え、玄関先に飾られていますね。
『トリック・オア・トリート!』の掛け声でお菓子をもらいに行くというのは、祭り用の食料をもらいに歩く農民の姿を真似たものという説や、サウィン祭で家の外に食べ物などをお供えする様子からという説など、諸説あるようです。
毎年、ハロウィンの日は渋谷の交差点に、仮装した人たちが大集結していますよね。
テレビでその様子を見て「すごいなぁ。。。」と思っていましたが、元は身を守るという切実なものだったとは思いませんでした。日本は独自に進化して本来の理由とは離れていますが。。。
クリスマスやバレンタインデーのようにイベントのひとつとして定着しつつあるので
楽しんだ者勝ち!!という感じでしょうか♪
私は、今年もテレビで仮装をしている人たちを見てハロウィンを楽しみたいと思います\(^ ^)/